【仮想通貨を運用】Impermaxの使い方をわかりやすく解説! リスクに応じた運用ができます。

Putoran |  作成日:2022年3月9日 | 更新日:2022年3月9日
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インパーマネントロスの無い「間接流動性提供」や、高い利回りを得る「LPトークンレバレッジ」を提供する「Impermax」の使い方を解説します。

操作の手順や、画面に表示される数値の意味などをわかりやすく説明していきます。

Impermaxを開く

Impermaxの公式サイトを開きます。

右上の「Launch App」を押してアプリにアクセスします。

アプリのホーム画面である「Markets」です。

TVLや供給総額、借入総額といった情報が載っており、下には通貨ペアから成る貸付プールのリストが見えます。

ちなみにImpermaxは、イーサリアムやPolygon、Arbitrum、Avalancheなど複数のネットワークに対応しています。お好みのネットワークを選び、「Connect Wallet」を押してウォレットに接続しておいてください。

ここではPolygonを使って解説していきます。

赤枠で示した、通貨ペアの部分をクリックしてください。

ボロウィングやレンディングなどの操作ができる画面が表示されます。

レンディング(貸付)

まずはレンディングからやってみましょう。

「Lending」タブを押すとこのような表示になります。2つの通貨が並んでいて、個別に操作できることがわかります。

一般的に流動性の提供を行うときには、通貨をペアで1:1の割合で預け入れることになりますが、Impermaxでは片方だけを預け入れることができます。片方だけでも流動性の提供に貢献できる点が「間接流動性提供」と呼ばれるゆえんですね。

それではレンディング…を行う前に、画面上部に表示されている数値を確認しておきましょう。

  • Total Supply:供給総額。レンディングされている総額
  • Total Borrow:借入総額。ボロウィングされている総額
  • Utilization Rate:稼働率。「借入総額 / 供給総額」で求められる
  • Kink Utilization Rate:キンク稼働率。金利のグラフが曲がるポイント(後述)
  • Supply APR:供給APR。レンディングの年換算利回り
  • Borrow APR:借入APR。ボロウィングの年換算利子
  • Farming APR:ファーミングAPR。得られるIMXの年換算利回り

金利は、需要と供給に応じて変わります。貸付プールから借りられている金額が大きくなるほど、金利は上昇します。

このグラフは公式ドキュメントからの引用です:Interest Rates - Impermax Docs

横軸がUtilization Rate、縦軸がAPRです。

金利の上がり方は2段階に分かれていて、稼働率がKink Utilization Rateに達すると上昇率が大きく上がるようになっています。

つまり、貸付プールが残り少なくなると金利がぐんと上がり、それによって貸付プールにもっと資産を預け入れるよう呼び込み、同時に借入がもっと少なくなるようにしているわけです。

レンディングの操作自体は簡単です。預けたい通貨の「Supply」をクリック。

預けたい金額を入力します。テキストボックスに数値を入れるか、またはスライダーを動かして設定してください。

入力したら「Approve」からの「Supply」をクリック。ウォレットの画面が開くので承認すればOKです。

レンディングが完了しました。ページをリロードすると、預けた金額が表示されます。この金額は、日にちが経つごとに利息が付いて増えていきます。

預けた資産を引き出したいときは「Withdraw」をクリック。

引き出したい金額を入力して、「Approve」からの「Withdraw」で引き出せます。

ただ、筆者が試したところ、ユーザーインターフェースの問題なのか、全額をきっちり引き出すことができず、小数点以下がわずかに残ってしまいました。ごく少額なので資産への影響は少ないですが、ちょっと気持ち悪いところではあります。改善されると良いなと思います。

LPトークンレバレッジ

「Borrowing」タブに切り替えてください。

ここでLPトークンを担保として預け、レバレッジをかけた運用をしたり、トークンを借りたりできます。

最初に行うことはLPトークンのデポジットです。「Deposit」をクリック。

ここで、LPトークンを持っていればデポジットのダイアログが表示されるのですが、持っていない場合はこのようなメッセージが出てきます。要するに「LPトークンが必要なので用意してね」ってことです。

LPトークンを用意するためのサービスへのリンクを示してくれているので(今回はQuickSwap)、それをクリックして流動性の提供を行いましょう。

通貨をペアで預入すれば、引き換えとしてLPトークンを入手できます。

Impermaxに戻ります。これがデポジットのダイアログです。預けたいLPトークンの量を入力し、「Approve」に続いて「Deposit」を行ってください。

デポジットが完了したらページをリロードしましょう。さまざまな情報が更新され、機能のボタンも有効になっているのがわかります。

ここに表示されている情報も確認しておきましょう。

  • Total Collateral:担保総額
  • Total Debt:債務総額
  • LP Equity:LP資本。「担保総額 - 債務総額」で求められる
  • Estimated APR:推定APR
  • Current Leverage:現在のレバレッジ
  • Liquidation Prices:清算価格。通貨の価格がこの範囲を超えると清算が発生する
  • TWAP Price:通貨の時間加重平均価格と現在価格

ハイリスク・ハイリターンな運用をご希望なら、レバレッジを上げましょう。最初レバレッジは1xに設定されています。これを上げるには「Leverage」を押します。

レバレッジの設定画面です。多くの情報が表示されていますね。ここでレバレッジを入力すると、表示されている他の数値も一斉に変わります。

New Liquidation Pricesは新しい清算価格です。レバレッジを上げるほどこの範囲が狭くなり、清算リスクが高まることがわかります。

TWAP Priceは通貨の時間加重平均価格と現在価格です。New Liquidation Pricesと比較して、リスクを許容できるかどうか検討しましょう。

Borrow Feeは借入の手数料です。

You will borrow、You will getが借りる量を表しています。レバレッジを設定するということは「Impermax内で、これだけの金額を借りて、そのお金でLPを組んで運用するよ」という意味になるわけです。

あとは以下の項目があります。

  • Trading fees APR:取引手数料APR。手数料収入に関係する
  • Reward APR:リワードAPR。流動性提供の報酬としてもらえるトークンの量に関係する
  • IMX Farming APR:ファーミングAPR。ImpermaxからもらえるIMXトークンの量に関係する
  • Borrow APR:借入APR。支払う利息
  • Estimated APR:推定APR。上記の合計

レバレッジを入力したら、2つの通貨をApproveした後に「Leverage」ボタンを押せば反映されます。

続いてレバレッジを下げる場合について解説します。

レバレッジを下げたいときは「Deleverage」を押します。

するとこの画面が出てきます。

レバレッジを下げると、Impermax内にあるLPトークンを解体し、借入していた通貨を返済することになります。You will withdrawとYou will repayの欄がその量となります。

スライダーを右に動かしていくとYou will withdrawとYou will repayの量が増えていきます。

レバレッジは1xまで下がりますが、そこからさらに右に動かすと、レバレッジは1xのままで、You will receiveの欄が新たに出現します。これは、元々デポジットしてあったLPトークンまで解体されて、2つの通貨があなたのウォレットに戻ってくることになるようですね。

「Approve」からの「Deleverage」を押して、設定完了です。

ボロウィング(借入)

預けたLPトークンを担保に借入ができます。「Borrow」をクリック。

借りたい額を入力して、「Approve」からの「Borrow」を押せばOKです。

なお、借入を行うとレバレッジが上がります。借入を行うことでTotal Deptが上がり、LP Equityが下がるためです。そこは見落とさないようにした方が良さそうです。

返済するときは「Repay」を押してください。

返済画面が表示されますので、返済したい金額を入れて「Approve」、そして「Repay」を押せば完了です。

LPトークン引き出し

デポジットしたLPトークンを引き出す場合は「Withdraw」を押してください。

引き出したい量を入力して、「Approve」に続き「Withdraw」を押せばOKです。

引き出しをすると、Impermax内にある担保の量が減るので、レバレッジやLiquidation Prices(清算価格)も変わります。この画面で確認しておきましょう。

IMXファーミング報酬の受け取り

「IMX Farming」タブに切り替えると、ファーミングしたImpermax独自トークン「IMX」の請求ができます。

「Claim *** IMX」をクリックし、ウォレットで承認すれば受け取り完了です。

IMXのステーキング

保有しているIMXをステーキングすることで、Impermaxの利益の分配を受けて資産を増やすことができます。

※ステーキングする場合の対応ネットワークはイーサリアムのみになっていますので、IMXはイーサリアム上に持っておいてください。

Marketsの画面の上の方にある「Stake IMX to...」の部分をクリック。

右上の「Connect Wallet」でウォレットに接続しておいてください。

利回りをIMXで受け取るか、他のトークンで受け取るか選べます。Total Staked(ステーク総額)やAPY・APRも参考にしてください。

選んだものをクリックするとダイアログが出ますので、ステーキングしたい量を入力して「Approve」、「Stake」を押せば完了です。

ステーキングを解除したいときは「Unstake」に切り替えて、同様に操作すればOKです。

ダッシュボード

画面上のヘッダーメニューにある「Dashboard」を押すと、ダッシュボードを開きます。

現在のデポジットやレンディング・ボロウィングの状況を一覧で確認できます。

以上、Impermaxの基本的な使い方を解説しました。リスクを考慮の上、ご利用は計画的に。