仮想通貨ウォレットの一覧&人気ランキングTOP13【Twitterフォロワー数順】
PC・スマホのウォレットアプリとハードウェアウォレットをまとめた人気ランキングです。それぞれ特長が違いますので比較してみてください。
初めての方は、PCならブラウザ拡張機能のウォレットアプリ、モバイルならモバイルのウォレットアプリが良いでしょう。
高額の暗号資産を保管・運用したくなってきたらハードウェアウォレットの購入を検討してみましょう。秘密鍵の安全な保管や、トランザクション署名の機能を持つデバイスで、PC/スマホとUSBやBluetoothでつなぎ、ブラウザ拡張機能やモバイルアプリのソフトウェアウォレットと連携させて使います。ハードウェアウォレットを使うことでセキュリティは大幅に向上します。
目次
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Trust Wallet


MetaMask

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Ledger


カテゴリ | ウォレット |
ネットワーク | +8 |
タグ | 日本語対応 ハードウェアウォレット |
- フランスのLedger社が開発したハードウェアウォレットのシリーズ。
- 読み方は「レジャー」。
- 世界で500万台以上販売された(2022年9月時点)。
- 独自OS「BOLOS」によりデバイスのセキュリティを強化。アプリケーションは互いに分離されている。またサードパーティーがオリジナルのアプリケーションを開発できる。
- 日本の正規代理店はこちら→ハードウェアウォレットジャパン

SafePal

- 「必要なものすべてが1つのウォレットに」。
- スマホアプリ、Chrome拡張機能、ハードウェアウォレットの3種類を用意。
- 45以上のブロックチェーン、30,000以上のコインに対応している(2022年10月時点)。
- Binance等と統合し、スワップのほかブリッジ、クロスチェーンスワップも可能。
- 自分のNFTをここ1ヶ所ですべて確認できる。
- 独自トークン「SFP」:SafePalエコシステムのユーティリティトークン。保有者には、エアドロップ、ステーキング報酬、NFTなどの報酬・インセンティブがある。
- 他にも多くの機能がある。
- クレジットカード等を使って、SafePalウォレットから仮想通貨を購入できる。
- 市場のトークン価格もSafePalウォレット内でチェック。
- Dappsに簡単アクセス。よく使うDappsをブックマークすればさらに便利に。
- Defiのプールにもアクセス可能。資金を預けて利回りを獲得できる。

Phantom

Argent

- イーサリアムのレイヤー2ネットワーク向けのウォレットアプリ。
- 2022年11月時点では、イーサリアムメインネットとzkSyncの2つにのみ対応している。それ以外のレイヤー2ネットワークには非対応。
- レイヤー2で暗号資産を購入(ただし日本からは利用不可)。
- AaveやLido、Yearnなどの大手Defiでの暗号資産運用がArgentから簡単に行える。
-
Argentのウォレットにはシードフレーズが無い。ウォレットを復元する際にはマルチシグセキュリティを用いる(Argent Valut)。
- 以下のようなものが「ガーディアン」となる。ウォレットを復元するにはガーディアンの過半数の承認が必要。
- 自分が持っている他のデバイス(ハードウェアウォレットまたは他のスマートフォン)
- 信頼できる人(家族、友人など)
- サードパーティーのサービス(二要素認証を使用するもの)
- 他には、信頼されていないウォレットアドレスとの取引や、ウォレットのロック/ロック解除、ウォレットの所有権の譲渡にもガーディアンの承認を必要とする。
- 以下のようなものが「ガーディアン」となる。ウォレットを復元するにはガーディアンの過半数の承認が必要。
- レイヤー2ネットワークのStarkNetを利用できるブラウザ拡張機能ウォレットの「Argent X」も提供している。

CoinBase Wallet

- Coinbaseが提供するセルフカストディのウォレット。
- ブラウザ拡張の方はイーサリアム・EVM互換ネットワークに対応。
- モバイルアプリの方はイーサリアム・EVM互換ネットワークの他にも、ビットコイン、ライトコイン、ドージコイン、ステラルーメン、リップルに対応している。
- NFTの管理、Dappsブラウザ、Defiでの取引などが可能。
- Coinbaseアカウントをリンクして簡単アクセス。

Trezor

カテゴリ | ウォレット |
ネットワーク | |
タグ | ハードウェアウォレット |
- 2014年から販売されているハードウェアウォレットシリーズ。
- 以前はテックビューロ(Zaifの元運営会社)が日本の正規代理店だった。
- ファームウェア等のソフトウェアがオープンソースで公開されている。

Status

- メッセージングアプリ+ウォレット+Web 3ブラウザ。
- オープンソースで開発されている。
- チャットは、友達とプライベートチャットのほか、グループチャット、公開チャットができる。
- ユーザー名は最初は匿名で、ランダムな英単語3つが使われる。
- ENSを登録すればユーザー名として使える。登録には所定のSNTトークンが必要。
- ステッカー(LINEスタンプみたいなやつ)を、ステッカーマーケットで購入したり、作成・販売できる。支払いはSNTで。
- ウォレットはイーサリアムに対応。プライベートメッセンジャーとシームレスに統合されており、どこでも誰とでも支払いを行える。
- ブラウザからDappsに簡単にアクセス。
- Keycardでセキュリティ向上。
- Keycardは、NFT技術を用いた非接触型のコールドストレージ・ハードウェアウォレット。これを使うことでウォレットの資産・取引や、アカウントへのアクセスを強力に保護できる。
- SNTトークンの用途は他にも、ガバナンス、Dappキュレーションサービスへの参加、投票DAppなどがあり、今後も増えていく予定。

Keplr

XDEFI Wallet

- ビットコイン、イーサリアム、Solanaなどに対応したマルチチェーンウォレット。
- すべてのNFTを1つのギャラリーに表示。
- ウォレット内でクロスチェーンスワップやブリッジが可能。
- 独自トークン「XDEFI」を発行している。
- ステーキングすることで報酬を獲得できる。ロック期間を選択可能。
- ステーキングの金額やロック期間に応じてNFTバッジがもらえる。
- 今後、NFTバッチの特典として、手数料の払い戻しやプレミアム機能へのアクセス、ウォレットスキン、ガバナンス投票権などを実装予定となっている。

Rainbow

- 楽しくシンプルで安全なウォレットアプリ。
-
Web 3と仮想通貨を楽しくする美しいインターフェイスとデザイン。
- 技術的な説明もできるだけ省かれており、初心者がぶつかる障壁を無くしている。
- 3D、AR、ビデオ、オーディオ等のデジタルアートをサポート。
- お気に入りのデジタルアートをソーシャルメディアで紹介したり、ENSプロフィールを作成したり、役立つ記事やトークンのトレンド、新しいアセットを見つけたりできる。
- iCloudまたはGoogle Driveを使用したウォレットのバックアップが行える。
- オープンソースで開発されている。

polkadot{.js}

- Parity Technologiesが開発している、Polkadot公式のウォレット。
- ブラウザ拡張機能は、アカウントの管理やアカウントキーによる署名を行うための非常にシンプルなものとなっている。
- ダウンロードは公式サイトの「extension」のページから。
- トークンの残高の確認や送受信などはWebアプリ側で行える。公式サイトの「apps wallet (hosted)」または「apps wallet (ipfs)」からアクセスできる。
- Webアプリ側には他にも、ブロックチェーンエクスプローラやガバナンス、開発者向け情報などがある。

仮想通貨ウォレットの比較のポイント
対応しているブロックチェーン(ネットワーク)
世の中にはイーサリアムやSolanaなど、いろんなブロックチェーンがあります。
簡単に言えば、イーサリアムならイーサリアム用のウォレットアプリを、SolanaならSolana用のウォレットアプリを使う必要があるということです。代表的なものとしては、イーサリアムならMetaMask、SolanaならPhantomがありますね。
暗号通貨をウォレットに入れたいときは、その暗号通貨の発行元ネットワークに対応したウォレットを使います。例えば「ETH」はイーサリアムの基軸通貨なのでイーサリアム対応のウォレットに入れます。「SOL」はSolanaの基軸通貨なのでSolanaのウォレットが必要です。
ところで、EVM互換ネットワークというものがあります。イーサリアムのシステムと互換性があるネットワークのことで、BNB ChainやPolygonなどが該当します。先ほど名前が出てきたMetaMaskは、実はEVM互換ネットワークであればなんでも対応可能です。そしてMetaMaskは、それらのネットワークで発行された通貨・トークン(イーサリアムのトークンに関する規格「ERC-20」に適合したトークン)ならすべて扱えます。
※SolanaはEVM互換ではないので、MetaMaskには対応していません。
トークンの中には複数のネットワークに対応しているものも多いです。例えばUSDTやUSDCなどのステーブルコインは多くのネットワークに対応しています。最近話題のSTEPNのトークン「GMT」も、SolanaとBNB Chainの両方に対応していますね。
ちなみにメジャーなハードウェアウォレットは非常に多くのネットワークに対応しています。イーサリアムもビットコインもSolanaもいける、といった具合です。一方でブラウザ拡張機能やモバイルのウォレットアプリは、1つにつき(互換ネットワークをまとめて)1種類のネットワークに対応しているという場合が多いです。
機能の良さ・多さ
ウォレットアプリにも多くの機能を搭載するものが増えてきました。
所有しているNFTを一覧表示することができたり、ウォレットアプリから直接NFTを販売できるものもあります。主要なDappsリストを備えたウォレットアプリであれば、偽サイトにアクセスしてしまう危険もなく簡単・安全にDappsを使えます。
ユーザーインターフェースの良さ
普段使いするウォレットアプリは特に、ユーザーインターフェースが優れたものを選びたいですね。持っているトークンとその価格などの情報の見やすさや、動作の軽さ、そしてデザインの美しさもやはり重要なポイント。見た目の良いものは使っていて気分が良いです。
そういえば着せ替え機能のあるウォレットアプリとかあまり見たこと無いですね…。そういうのも誰か作って欲しいですね。
価格の安さ
ブラウザ拡張機能のウォレットアプリやモバイルのウォレットアプリは、無料で使うことができます。ChromeウェブストアやApp Store、Google Play Storeからダウンロードしましょう。
ウォレットアプリにはまれに偽物が存在し、それをインストールしてしまうと危険です。ダウンロード数や評価数の多さで判断するのが1つの方法です(メジャーなものならダウンロード数は数百万〜数千万件あります)。
そしてハードウェアウォレットは、機種にもよりますが5,000円〜30,000円といったところです。高く感じられるかも知れませんが、小型の家庭用金庫でも20,000円くらいしますし、高額の暗号資産を安全に保管するわけですから出していい金額だと思います。
今のところメーカー数がそれほど多くないですが、暗号資産がもっと多くの人に広まって、ハードウェアウォレットを持ちたいと思う人が増えれば、ハードウェアウォレットのメーカーも増えて競争が活発になり、価格も下がるかも知れません。